命がけのオナニー「デス・パフォーマンス」は劇薬 【成人・紳士限定】
このエントリはエグいかもしれない。苦手な人は読まないことをオススメ。
命にかかわる自慰行為や、ご家庭での頭蓋貫通、四肢切断愛好のレポート。ふつうのひとにはオススメできないが、好きな人にはたまらないだろう。興味本位で手を出すと吐ける。
いきなり警告がつきつけられる。
快楽を追求するあまり自慰死に至った話は、おぞましく、こっけいで、かなしい。たとえば、32歳の男性。3人の父親で、ベッドの上で死亡しているのを11歳になる娘が見つけた事例だ。発見時、ストッキングと女物のセーター、ブラジャーを身につけていたという。やわらかいベルトで両手を縛り、口の中には生理用ナプキンを含み、頭と口にはピンクのブラジャーが巻きつけられていた。丸出しになった陰嚢にはタバコの火が押し付けられ、腫れあがっていたそうな。
ここに物語を求めてはいけない。11歳の娘がどう感じ、反応したかは書いていない。その代わりに、現場の状況と検死から、自慰中に低酸素状態となり、呼吸をふさいでいたブラジャーを外すことを忘れ、窒息死に至ったことが解説される。もちろんベルトはすぐに自分で外せる状態にあったのだが、低酸素症が"ハイ"にさせたのだろう。
他にも、ドアノブやクローゼットにロープを引っ掛けて「擬似首つり状態」で"ハイ"になりながら自慰をしているうちに、戻ってくるタイミングを逃し、文字どおり「逝ってしまった」現場写真がわんさと出てくる。「擬似」と称したのは理由があって、逝った当人たちは、ちゃんと脱出する手段を講じていたところ。両手を縛りながら、小さなナイフを隠し持っていたから。ただ、はずみで落としたり使うのを忘れてしまったようだ。こうした首絞め自慰愛好家たちを、エディプス・コンプレックスばりに解説する。すなわち、オッパイを飲みながら窒息するファンタジーを、オナニーをしながら窒息することで代替しているというのだ。
首つりオナニーだけでない。トラクターや掃除機を使った斬新な方法が提示され、その犠牲者が語られる。古典的なコンニャクや、カップヌードル、ポッキーならチャレンジしたことがあるが、カワイイものだ。これらは限度を超えている、マネをしたら剣呑だ。
しかし、こうした妄想を突き抜けているものがある。何ヶ月もかけてゆっくりと自己去勢した男の話や、自宅でドリルで頭蓋貫通することでニルヴァーナを目指す女、マタイの福音「汝よ、右目が邪魔なら、引きずり出してしまえ」どおり、自分で眼球を摘出してしまった少年の話をきいていると、わたしの想像力もまだまだだな、と思えてくる。
特に、四肢切断愛好(いわゆる"切り株フェチ"やね)の突き貫けぶりはスゴい。自分で"切り株"になりたいあまり、尖ったステンレス針をハンマーで脛骨の芯まで打ち込み、傷口に鼻くそやアナル分泌液を流し込み、病菌に感染させたのだ。そして、望みどおり膿んできた足を嬉々として医者にみせ、合法的に外科切断を申し出たという。が、幸か不幸か、治療のおかげで切断せずに済んだという。
もちろん、眼球を自分で摘出したくなったり、トラクターで自慰をしたくなったりにはならない。しかし、人の想像力がいかに倒錯した快楽を生み出すかは、感心するほどだ。昔の話を思い出す。ぼっとん便所のくみ出し口から侵入し、排泄している女性を覗こうとした男が、やっぱり低酸素状態による窒息死したという事件があった(都市伝説?)。それが「序の口」に見えてくる。
命を賭けたオナニーが、ここにある。
命にかかわる自慰行為や、ご家庭での頭蓋貫通、四肢切断愛好のレポート。ふつうのひとにはオススメできないが、好きな人にはたまらないだろう。興味本位で手を出すと吐ける。
いきなり警告がつきつけられる。
【警告】 本文で紹介されたボディーモディフィケーション(身体改造)および性的行為を実践してはならない。もしここにあるような危険行為の衝動に駆られた場合は、セラピストの診療を受けて欲しい。論文寄稿者、編集者、および出版社は、読者が記述内容を実践した場合の責任を一切負わない。そうした「身体改造」や「危険な自慰」を追求した結果、死亡したり重い後遺症になったりした事例を、検証写真つきで再現している。もとはメディカルレポートや検死報告を元にしており、淡々とした筆致が異常性を際立たせている。
快楽を追求するあまり自慰死に至った話は、おぞましく、こっけいで、かなしい。たとえば、32歳の男性。3人の父親で、ベッドの上で死亡しているのを11歳になる娘が見つけた事例だ。発見時、ストッキングと女物のセーター、ブラジャーを身につけていたという。やわらかいベルトで両手を縛り、口の中には生理用ナプキンを含み、頭と口にはピンクのブラジャーが巻きつけられていた。丸出しになった陰嚢にはタバコの火が押し付けられ、腫れあがっていたそうな。
ここに物語を求めてはいけない。11歳の娘がどう感じ、反応したかは書いていない。その代わりに、現場の状況と検死から、自慰中に低酸素状態となり、呼吸をふさいでいたブラジャーを外すことを忘れ、窒息死に至ったことが解説される。もちろんベルトはすぐに自分で外せる状態にあったのだが、低酸素症が"ハイ"にさせたのだろう。
他にも、ドアノブやクローゼットにロープを引っ掛けて「擬似首つり状態」で"ハイ"になりながら自慰をしているうちに、戻ってくるタイミングを逃し、文字どおり「逝ってしまった」現場写真がわんさと出てくる。「擬似」と称したのは理由があって、逝った当人たちは、ちゃんと脱出する手段を講じていたところ。両手を縛りながら、小さなナイフを隠し持っていたから。ただ、はずみで落としたり使うのを忘れてしまったようだ。こうした首絞め自慰愛好家たちを、エディプス・コンプレックスばりに解説する。すなわち、オッパイを飲みながら窒息するファンタジーを、オナニーをしながら窒息することで代替しているというのだ。
首つりオナニーだけでない。トラクターや掃除機を使った斬新な方法が提示され、その犠牲者が語られる。古典的なコンニャクや、カップヌードル、ポッキーならチャレンジしたことがあるが、カワイイものだ。これらは限度を超えている、マネをしたら剣呑だ。
- 一重機にすぎないトラクターにロマンティックな感情を抱き、名前をつけ、ポエムまで捧げていた男→女装して油圧シャベルに逆さ吊りになっている最中にバケット操作を誤り、圧死
- いっぱいに切ったハンドルを固定し、同心円状にクルマを動かす。全裸+ハーネスでクルマと結びつけ、ちょうど同心円の中心でぐるぐるする特異な自慰→ハーネスがシャーシに絡まり窒息死
- 掃除機を使った自慰+テーブルの足を抜き取って肛門に差込み、全裸+パンスト状態→うつぶせになって感電死しているところを妻に発見される
- 14枚のブランケットを全身にぐるぐる巻いて、ガムテープで外れないように固定、その中でオナニー→無断欠勤を不審に思った同僚が訪ねたら、低酸素状態による窒息死しているところを発見される
- 高速で回転している駆動ベルトに性器を押し付けて楽しんでいたところ、誤ってホイールに玉嚢を巻き込まれる→左玉喪失→あわてて大型ホチキスで縫合→傷口が化膿してグレープフルーツ大に
しかし、こうした妄想を突き抜けているものがある。何ヶ月もかけてゆっくりと自己去勢した男の話や、自宅でドリルで頭蓋貫通することでニルヴァーナを目指す女、マタイの福音「汝よ、右目が邪魔なら、引きずり出してしまえ」どおり、自分で眼球を摘出してしまった少年の話をきいていると、わたしの想像力もまだまだだな、と思えてくる。
特に、四肢切断愛好(いわゆる"切り株フェチ"やね)の突き貫けぶりはスゴい。自分で"切り株"になりたいあまり、尖ったステンレス針をハンマーで脛骨の芯まで打ち込み、傷口に鼻くそやアナル分泌液を流し込み、病菌に感染させたのだ。そして、望みどおり膿んできた足を嬉々として医者にみせ、合法的に外科切断を申し出たという。が、幸か不幸か、治療のおかげで切断せずに済んだという。
もちろん、眼球を自分で摘出したくなったり、トラクターで自慰をしたくなったりにはならない。しかし、人の想像力がいかに倒錯した快楽を生み出すかは、感心するほどだ。昔の話を思い出す。ぼっとん便所のくみ出し口から侵入し、排泄している女性を覗こうとした男が、やっぱり低酸素状態による窒息死したという事件があった(都市伝説?)。それが「序の口」に見えてくる。
命を賭けたオナニーが、ここにある。